あらすじ
これは誰にも理解されないまま生きた令嬢のおはなしになります。
演劇の幕間になりますので、少々ご説明させていただきます。
没落した侯爵家の末っ子で名を『ティキトイソニヒ・ファツィリ』と言いました。
ティキトイソニヒ令嬢は、私達の世界で産まれたただの人間でございます。
別の世界に産まれていたならきっと誰かしらに愛されていたでしょう。
まあ精々親兄弟には愛されていたのでしょうが、世界はそこまで優しくしてはくれないので、没落したということになります。
さてさて、彼女が歩む未来は魑魅魍魎共がゆらゆらと手招きして待つ未来になることでしょう。