あらすじ

『第26回ルビー小説大賞応募作品』 ということで、BLです。苦手な方、お気を付けを。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 〖あらすじ〗 福留日向は高校2年生。 父はギャンブルで借金を作り、母はパート先での不倫で両親は離婚、母親の不倫相手の姓『福留』を名乗ることになる。 義父は弱冠28歳でスーパーの惣菜売り場主任をしている。会社に不倫がバレて、他店舗に移動が決まり、日向も母と一緒に引っ越して、3人での2LDKのアパート暮らしが始まる。 2学期が始まり、日向は転校する。 隣の席の鏑木京という少年が同じ駅を利用していることがわかり、一緒に登下校することになる。京を含む友達グループに馴染むことができて滑り出しは上々だった。京は明るく、親切で引っ込み思案な日向を引っ張ってくれる性格の持ち主。 初めての電車通学の人混みで痴漢に襲われる日向。責任を感じる京。京は日向を守ることを誓う。 ところが京がある日いつもの時間に駅に現れず、仕方なくまた満員電車に乗る日向は、再び同じ手口で痴漢に遭う。たまたま同じ車輌に乗っていた京に助けられる。スマホの電話のお気に入りに自分の番号を入れてくれる京。2タップでふたりは繋がるようになった。 京との絆が深まり、親友と呼べる仲になってきた頃、京から1学期に短期間、クラスいちばんの美少女、嶺岸明日香と付き合っていたことを知らされる。「好きになれるかと思ったけど、なれなかった」のが原因だと告げる京。日向は嶺岸さんに同情を覚える。 毎日コンビニ飯を提げてくる日向に、手作り弁当を作ってくるようになる京。京は自分の弁当は自分で作っていた。「悪いよ」と言う日向に「甘やかしたいんだ」という京。ふたりでベランダで弁当を食べる日が始まる。弁当の買い物に行って、『福留』の惣菜を買う京。複雑な気持ちになる。 明日香は2度目の告白を京にするがフラれて、ヤケになり日向に付き合おうと言ってくる。そこに京が現れて、日向を好きだと言う。京は同性愛者だった。日向はそれに応えた。 ある日、京にキスされて戸惑う日向。どう受け止めていいかわからずにいると、ふたりはすれ違う。京を呼び止めて自分からキスをする日向。自分も京がかけがいのない存在だと認めた。 鷹野というクラスメイトが、日向に絡んでくるようになる。紆余曲折あって鷹野が日向に告白してくる。嫉妬する京。 学校ではふたりがホモではないかという話が持ち上がり、明日香が日向と偽装で付き合うと名乗り出る。ふたりを守る為の始まりだったが日増しに優しい日向に惹かれ始める明日香。日向の心は揺れるが、京を裏切ることはできない。 一方、日向は惣菜売り場でも家庭でも熱心に働く義父を見て、次第に尊敬の念を抱くようになってくる。それを言葉にすることができない。 京の嫉妬は日増しに募るばかりで、日向への当たりも強くなってくる。 最後は話し合いをして明日香と日向は別れることになり、自体は収まる。 人前で手を繋げなくても、キスできなくても、ホモ説が出ても、恋人同士でいようと言う京。日向はその申し出を受ける。 そして日向の心の中は整理され、とうとう義父に『お義父さん』と呼べる日が来るのだった。

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カクヨム
カクヨム2025/03/18
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