あらすじ
『最近よく目の前で人が死にそうになる』
それが主人公の悩みであり、人生の分岐点だった。
目の前で人間が死にそうになるたびに、主人公である我月はとにかく助けた。
トラックに跳ねられそうになっても、通り魔に刺されそうになっても、とにかく助けた。
そしてとある高校生の少女を助けたある日、目の前に現れた金髪の女性。
突然『彼女です!』と助言したかと思えば腕に抱きつき、逃げたかと思えば家にいびり立っている。
慌てて追い出そうとする我月だったが、そこで告げられる『異世界転生をさせる女神』という言葉。
その言葉からこれまでに起こった全ての事件に辻褄が合い、追い出そうとする手を止める。
……が、あまりにも女神がグータラだったのだ。
トイレの電気はつけっぱなし。お風呂のお湯は出しっぱなし。冷蔵庫は開けっ放し。
我月の地雷を踏み抜いた女神だったが、これ以上人が死なれても罰が悪い。
故に家に留めてやる我月。
そして料理を出すたびに見せる驚異的な食レポ。
子どものように成長していく女神を見守る家主は、天界に返さないように居候の世話を焼き続ける。
これは、舞い降りてきた女神との非日常のようで日常な毎日を描いた、程よい距離感を保つ2人の成長物語。