あらすじ
魔王と大天使によって、魔穂斗(悪魔)と朱使葉(天使)は人間界に落とされた。
唯一用意されていたのは50万の資金と高校生という称号。
……そして、ワンルームのせっっっまいアパート。
『それぞれ別の部屋ならどれほど快適だっただろう』
『同じマットレスで寝ないのがどれほど開放的だっただろう!』
『ユニットバスで八合わせることなんてなかっただろう!!』
そう。2人は同じ部屋で住み始めた。
ただの悪魔と天使ではなく、宿敵として。人間界に降りてくる前は常日頃から殺し合いをしていた2人が。
毎日当然のように起こる喧嘩の数々。
『どっちが靴を片付ける』『どっちが電気を消す』『どっちが先にお礼を並べるか』
暇さえあれば喧嘩。
あいにくスルースキルが皆無な2人に無視という選択肢はなく、構ってもらえなければ当たり前のように殴りかかる日々。
そんな日々が続いたある日、2人の関係を変える事件が起こった。
ほんの小さな出来事だというのに、2人には”お互いが必要”ということが分からされた。
まるでお互いを求めるような。まるでお互いのダメなところを補うような。まるでお互いに依存し合うような。
ただならぬ関係になってしまった2人は、静かになったひとつ屋根の下で過ごす。
首を絞め合い、そのくせ怖いと泣け叫び。普段はしないハグをする2人は、決して付き合うことはない。
あくまでも2人は宿敵であり、天使と悪魔。
その関係だけは、崩さないでいる。
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※一応『性描写有り』と入れていますが、そこまで過激なものはないと思います。
もしもの場合のためにつけているので、もしかしたら過激になるかもしれません