あらすじ
仕事中に死んだはずの月城闇蝶(つきしろあげは)は見知らぬ空間で死神と名乗る存在と邂逅する。中世的で美しい容姿で笑いながらその死神はひとりの青年を連れてきた。元の色が何かわからないほど汚れた青年の名はヴレイ・フェァーリル。その名前を聞いて闇蝶は仕事の一環として読んだTL逆ハーレム小説の悪役の一人だと思いあたる。死神の遊戯に誘われた闇蝶は不敵に笑って言う。
「昼は眠り夜は羽ばたく。罪が纏うのは黒き蝶。その依頼、常闇のファラーシャが請け負おう」
悪を裁く黒蝶による悪役救済物語、ここに始まる——