あらすじ
火の時代、絶望の時代が近づいている。戦がはじまる。穏やかな日々は吹きはらわれ、人々は踏み潰され、善き者は物陰に縮こまる。神々は穢され、理は顧みられることもない。予言者が火の時代と呼んだそのさなか、いまだ傷つかず無垢である<風森村>に、一人の赤子が生をうけた。<風の息子>と名づけられたその赤子が笑えばそよ風が吹き、泣けば小さなつむじ風が渦を巻いた。だが、<長い影の男>がやってきたとき、すべてが変わった……。天と地のあいだ、オルリアエントの黎明の時代を描く、<オーリエラントの魔道師>シリーズ始まりの物語。(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)