あらすじ
緋月奏、15歳。
ある夜、突然拉致され、目覚めるとそこは「1階」と刻まれた石の迷宮。
血走った目で迫る怪物、滴る涎、鋭い爪――現実とは思えない恐怖が少年を襲う。
スマホも助けもない中、錆びた短剣一本で立ち向かい、モンスターを倒して食うしか生きる道はない。
世界はまだダンジョンの存在に気づかず、奏も自分が密かに配信されている事実を知らない。
拉致の裏に潜む影とは?
階を登るごとに深まる謎。
絶望を噛み潰し、少年はただ生き抜くために進み、100階に到達する。
そして、地上に戻った彼は世界にダンジョンの存在することを伝える。