あらすじ
私、フレア・ドンミス伯爵令嬢は、代々、騎士団長を担う家系に生まれた。
けれど、女性なうえに、並の体力しかないので、家督相続が危ぶまれていた。
結局、お父様は養子と後妻を迎え入れた。
実母を亡くした私にとって、いきなり義兄と継母ができたことになる。
お父様から期待されない私は、このまま他家の男性の許に嫁ぐだろうと思われた。
ところが、私が成人した際、魔力を宿していることが発覚する。
我がエリア王国では、魔力持ちが稀少であったため、国王陛下から将来を嘱望され、私はドンミス伯爵家の家督を継ぎ、魔法を使える騎士団長になるよう言われた。
この国王の宣言によって、我が家に激震が起こった。
魔法の力に懐疑的なお父様と、伯爵家の家督を継ごうとする義兄が、腹を立てたのだ。
その結果、息子を後押しする継母と、義兄によるいじめが始まった。
それなのにお父様は、継母と義兄の肩を持つばかり。
ついには後妻親子から濡れ衣を着せられて、私はお父様から往復ビンタを喰らう。
挙句、「この出来損ないが!」と罵倒されてしまった。
さすがに我慢の限界だ。
お父様、そして下衆な義兄様とお継母様。
「能ある鷹は爪を隠す」という言葉、ご存知じゃありません?
私、本気を出させていただきます。お覚悟を!
※ざまぁ系のストーリーです。