あらすじ
西暦2041年。南極の地底から発見された新物質が、世界を大きく変えた。石油を遥かに凌ぐエネルギー効率を誇る「メディ粒子」は、更に特異な媒介作用により、物質同士を自由に接合する強力なマジックテープのような活用方法も期待された。
世界主要国がこぞって南極探査に乗り出し、それぞれの領土でメディ粒子の研究を始めてから四年後。南極資源大戦、俗にいう第三次世界大戦の火蓋が切って落とされた。
戦争は皮肉にも、人類を飛躍的に進歩させる。新たな可能性、メディ粒子。本来は人類の、ひいては地球の希望と成り得た新物質は、人類そのものを無比なる兵器に変えた。
それから、更に七年後――――――――。