あらすじ
三十年前から突如として現れた異常領域「融界/ダスト」。それは、現実と幻想が交錯する異世界のような空間で、人々は恐れつつもその存在を求めていた。世界政府はこの脅威に対応するため、「MOSS」という対融界組織を設立。その中でも最も異端な部署が「0課」である。
0課は、問題を起こした者たちが集められた部署であり、最も重要な任務を担う一方で、外部の目には無駄な場所に見える。しかし、その任務は決して無駄ではなく、数々の危険と謎が絡み合っていた。
新たに0課に配属されたのは、冷徹で謎めいた少女・朝篭アスカ。彼女はこの部署で何を求め、何を解決しようとしているのか、誰も知らない。彼女は課長である能弾一や、無気力なヤマダと共に、地下の静かなオフィスで勤務を始める。しかし、彼女がこの職場で目にすることになるのは、決して平穏ではない。
ある日、突如として「ダスト」が発生するという報告が入り、その場所が日本国内、しかも0課がある地下オフィスのすぐ近くであることが判明する。異界の気配が広がる中、アスカはその先に何が待ち受けているのかを知らずに、仕事に向かうことになる。
0課のメンバーとともに立ち向かう、謎の異界に隠された真実とは? そして、アスカの持つ過去に何が影響を与えるのか?
@或火譚/アルカタン
※この作品は長いこと倉庫の中に眠っていたので、腐る前に短編として投稿してみました。いつか突然、連載を始める可能性があります。