あらすじ
仕事を終えた深夜の街で、彼女とこっそりマンガ喫茶の個室に落ち合う。
互いに声を出せない状況でスマホを通じて交わす言葉は、なぜか余計に胸をざわつかせた。
彼女は兄の借金を抱えており、体を使って金を得る日々。
いつしか彼女の魅力に引き寄せられるように通い詰め、関係は深まっていく。
しかし、行為のたびに上がっていく金額に疑問を抱き、彼女を救いたいという気持ちと、単なる客としてしか扱われないもどかしさの狭間で揺れ動く。
何度も重ねる逢瀬は背徳的で危うい甘さを帯びるが、あるきっかけを境に自分は彼女の連絡を断ち切ってしまう。
二人の接点は闇に溶けて消えていく。