あらすじ
上杉六花の祖母は、海辺で民宿を経営している。
第一希望の高校を合格し、その報告のため祖母の民宿を訪れた六花は、ポスター撮影をしている一団に出くわした。
その撮影団の一員が、浜に打ち上げられている小瓶を拾い上げる。小瓶の中には、液体に浮かぶラピスラズリがあった。
持ち帰ろうとする撮影団の一員に、六花は声をかけた。
「浜に打ち上げられたものは、持って帰っちゃいけない」
祖母からそう教え込まれていた六花はそう伝えるが、その瓶は持ち去られてしまう。
その後、入学した高校の同級生葉桐から、「この瓶、覚えているか?」と、声をかけられた。
それは、あの日、見た小瓶だった。
成り行き上、その小瓶を預かった六花だが……。
その日から。
六花は、見覚えのない少年につきまとわれることとなった。
※ジャンプ小説新人賞’17spring最終選考作品