あらすじ
地獄を生きた少年は、壁の外に広がる真の地獄の中鬼を狩る者達と出会って、一体何を想うのか。
コメディなのかシリアスなのか、そしてホラーなのかSFなのか。
読者の感性次第でどうにも転ぶ、バトルホラーにも読めるバディSFがここに開幕!!
【通常あらすじ】
2330年。
人類は2110年頃に起きたパンデミックによって、自立思考型AI「メイ・システム」の管理下である高い壁の中で生活していた。
アルテも兄シリスと共に壁の中で生活していたが、彼らはナンバー(識別番号)を持たないロストチルドレンと呼ばれる存在であり、メイ・システムに見捨てられた存在であるために……住むのは【地獄】と呼ばれるスラム街のような場所。
頭がいいものの体の弱いシリスを支えて二人で生きる為、やむなく盗みなどを働きながらも懸命に生きていたアルテだったが……シリスが死んでしまったのをきっかけに壁の外を目指した。
全く未知の世界である壁の外側でアルテが出会ったのは、悍ましいバケモノと……ソレを“鬼”と呼んで狩る集団、“旅団”だった。
最初はぎこちなかったものの、あることをきっかけにして家族のように打ち解け、外で生きる術を持つ彼らと数年を家族のように過ごしたアルテだったが、彼らはある目的を持って動いていて……⁉︎
密やかに継承され続けていた真実を、そして“旅団”の目的と信念を知った時、アルテは一体どんな決断をし、どんな行動を取るのか––––。
※ この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。