あらすじ
秋山雫は研修医の彼、浅岡蒼汰と6年間同棲し、尽くしてきた。
しかしついに蒼汰が正式に医者となり、プロポーズされるかと思った誕生日の日に捨てられた。
東京に出てきてから8年、蒼汰と同棲してから6年。
大学時代の友人は、蒼汰に好意を寄せる女性が流した悪評によって失った。
蒼汰を支えるために全ての家事をして、忙しい仕事に打ち込んでいた雫は、高校時代までの地元の友達からの連絡も途絶え、心は孤独で、カラカラの砂漠のように干からびていた。
そんな雫は面倒見の良い上司に手料理を振る舞われ、酒の力もあって感動して泣いてしまう。
上司が雫に手料理を振る舞うのは、なにやら裏があるそうだけど、8年ぶりの人が作ってくれた料理は、心に染み入るほど美味しくて逆らい難くて――。