あらすじ
地球人が惑星サイベルに入植し一〇〇年が経過した。資源採掘の為に遺伝子操作されたパイオニクスと呼ばれる人工生命が生み出され長年労働に従事させられていたが、労働の機械化が進みパイオニクスは不要となり、権利を制限され保護居住区で過酷な生活を強いられていた。
パイオニクスであるラケルは、資源輸送船を守るバイトをして生計を立てていた。敵は、パイオニクスを人間の敵と考える人間の団体、バイオセプト。それと資源を奪い食べるクラコゾンと名付けられたサメ型の海棲生物だった。そしてある日のバイトで、エクスと呼ばれる特殊なパイオニクスにラケルは窮地を救われる。
そして学校に転校生のパティスがやってきて、ラケルにある提案をもちかける……。
第16回創元SF短編賞に応募して落選した作品です。