あらすじ
後宮の最下級妃―皇帝の三百番目の側室―である凛花(リンファ)。
侍女たちにも見下され雑用係同然に扱われる日々を送る中、ある日毒入りのお茶を飲まされてしまう。
(ここで私、死ぬの…?)
意識を失う寸前──突如現れたまばゆい光に吸い込まれた凛花が目を覚ますと、そこは剣と魔法の国、アーデルハイム王国。凛花の知らないまったくの異世界だった。
ここはどこ?私が国を救う?
高貴な血筋も、魔力も、何もないのに…??
「お前が伝承の聖女……ではなさそうだな」
無実の罪で軟禁中の第一王子・リュイによって『伝承の聖女』として召喚されるも、まさかの人違い疑惑が。
元の世界に追い返されそうになるピンチを乗り越えて、後宮で得た知識を使って才能を開花させていく凛花。そしてリュイもまた、天真爛漫な凛花に振り回されながらも心を開き始め――
凛花はリュイの無実を証明できるのか?
そして真の黒幕の正体と、凛花が召喚された本当の理由とは――?
「…というかっ、お前のその服装は何なんだ!?もっと隠せ!」
「え?普通ですよ?ほら、涼しくて動きやすいんです」
「ヒラヒラさせるな!足が見える!」
虐げられていた異世界の後宮妃とツンデレ王子(ちょっぴり初心?)が巻き起こす、下剋上謎解きラブファンタジー。