あらすじ

中学一年生の僕は、バレンタインに妖精の女の子からチョコレートをもらった。 どうやらその妖精は普段は学校の花壇に棲んでおり、美化委員で毎日その花壇を手入れしている僕にお礼がしたかったらしい。 僕としては大したことはしていないつもりだったが、せっかくチョコレートを用意してもらったので、ありがたくもらって自宅で味わうことにした。 そして一ヶ月のホワイトデー当日。 バレンタインのお返しをしたいと思ったのだが、妖精は人間の食べ物を食べられないと聞いていたのでお菓子を渡すわけにはいかなかった。 そこで僕は今まで以上に花壇の手入れに力を入れることにした。 花壇が美しくなれば、彼女は喜んでくれるに違いない。 それが僕にできるお返しだったのだ。 いつしか僕は、彼女が幸せそうに花壇で過ごす様子を想像しながら手入れをするようになっていた。

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カクヨム
カクヨム2025/03/13
  • 現在の作品ホワイトデーのお返しは……