あらすじ
浅井長政の娘・茶々は幼い日、全てを奪われた。
織田信長――伯父でありながら父を裏切り、兄を殺し、小谷城を炎に包んだ第六天魔王。
その冷たい目と燃え盛る炎が茶々の心に深い傷を刻んだ。
母・お市の方の「生きなさい」という言葉を胸に、彼女は復讐の炎を灯して成長していく。
信長の死後、その遺志を継いだ豊臣秀吉に嫁ぎ、子・秀頼を産むが茶々の心は変わらない。
秀吉の笑顔に信長の影を見、秀頼の血に呪われた過去を感じる。
彼女にとって豊臣家は愛する我が子を守る場所であり、同時に憎むべき信長の血を絶つための舞台だった。
時は流れ大阪城落城の日、徳川家康の軍勢が迫り炎が天守を飲み込む中、茶々は最後の決断を下す。
秀頼と共に死を選び、侍女たちの悲鳴と血を背に、茶々は笑う。
「これで終わりだ、信長。お前の呪いが、ここで消える」
復讐の果てに待つのは解放か、それともさらなる虚無か?
歴史の影に隠された一人の少女の闘いを描く、熱く切ない復讐譚。
茶々が織りなす壮絶な運命が、きっとあなたの心を掴むはず!
主人公: 浅井茶々。
織田信長への復讐心を軸に少女から母、そして復讐者へと成長する姿を描く。
※注意※
作者・常陸之介寛浩が書籍化している『本能寺から始める信長との天下統一』とは別時系列物語です。
豊臣秀頼の母として天下の頂点に立つ淀にまで成長していく茶々の人生フィクションをお楽しみ下さい。
※加筆改稿を実施はしながら投稿しています。