あらすじ

「光、俺を君の隣に居させて下さい」  頭を下げた。  手を差し出した。  答えを聞く覚悟は出来ているけれど、やっぱり少し怖かったから。  俺は光の返答をじっと待つ。  最早俺にはそれが一瞬なのか、一秒なのか、一分なのか。  それすらも分からない。  ただ酷く、心臓の音が煩さかった。  けれども、遂に口は開かれる。俺の待ち時間は呆気なく終わりを迎える。    「お断りします」  ただ一言。  俺が最も恐れていた答えで、幕は開けた。

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カクヨム
カクヨム2016/09/20
  • 現在の作品『初恋』