あらすじ
✳TS転生モノ
✳結果的に女の子同士だから百合に分類して良い筈
✳たまに要所で話にガッツリ男が関わります、付き合うとかは無いけど許せない人は注意してね
私、藤野銀子にはある悩みがある。
それは少し昔、中学に入学してそう経っていないある日のこと。
「私、前世の記憶があるの。いわゆる異世界転生…ってやつ?」
そう語る幼馴染みの顔は大人びていた。
私にとってのソイツは、バカでアホで、その上どこか抜けてて能天気で、その癖若干お姉さん気取りの少し小さめの親友。
そんな親友の、初めて見る顔だった。
その後、色々語り合って、あの日から私はこの親友の秘密を共有し、彼女の寂しさとか吐き出したいものを少しでも軽くする存在であろうと決意した。
したんだけど…
「ねぇねぇ銀ちゃん!今度このスーパーでご当地ヒーローが来るんだって!一緒に行こうよ!」
あの時の雰囲気はなんだったのか。
あんまりにもあんまりなガキンチョ具合に
あの時語られた事は事実なのだろうか、
あの決意は無駄だったんじゃないだろうか、時々不安になってしまうのが最近の密かな悩みだったりするのだ。