あらすじ
タイトルの送り仮名は「虞(おそれ)。美(うつく)し、人(ひと)しに草(ぐさ)。」。
圧倒的な輝きを放ってアイドルの道を突き進む姿と、それを支えるひとの気持ち。
いつも一緒にいた二人の少女のありようを見つめる情景短編です。
焦がれる想い。
差し出された手。
踏み出せない自分。
それでも現実は、あこがれを無垢なあこがれのままで、終わらせてはくれません。
心の奥で眠らせたはずの気持ちが叩き起こされる瞬間を、書いてみたいと思って本作を綴りました。
好きなアイドルの歌をかけ流し、駆け抜けるようにお読みください。
本作はKAC2025 2nd challenge「あこがれ」、「わたしのアイドル」コンテスト参加作品です。
よろしくお願いします。
登場人物
・浅黄ひな … 本作の語り手。アイドルとしての「ゆめみ」を影日向になって支える女の子。
・ゆめみ … 現役女子高生アイドル。幅広い層のファンを抱える同世代女子のあこがれ。「咲くように気高く」が合言葉の女性アイドルグループ“S†ellΛr”(ステラー)の中心メンバー。
P.S.
痛切な情緒を伴うトラディショナルな情景表現と、文中に仕掛けを込める現代のレトリックの交わりをめざして両方を同時に追ってみました。
タイトルや人物名から何か連想した方はこっそり教えてください。
ぜひ、感想をきかせてくださいね。