あらすじ
未知の生物ヴァイスの出現によって人類は衰退の一途を辿った。
生き残った者たちは”壁”と呼ばれるものを作り、その中でなんとか生き延びていた。
ヴァイスに対抗するために、救済者《セイバー》と呼ばれる対ヴァイス専門の者たちも現れた。
断絶された内界の中で、人々は昔と変わらぬ生活を享受する。
時にヴァイスの存在に怯えながら、時にその脅威を身近に感じながら……
高校生であり救済者でもある川上悠《かわかみゆう》と山下昌《やましたまさ》は、他の者たちと同じように高校生活をおくっていた。
自分たちの秘密を隠しながら、それでも皆と同じように、同じであるように、日々を送っていた。
いつかは起こるであろう問題に目を向けながら、背を向けながら、真逆の二人は今日も同じように生きる。