あらすじ
現代日本に異世界が衝突し、融合を果たした『大災害』から200年。
迷宮と呼ばれる構造物が世界各地に出現し、世界中の生き物が『魔力』と呼ばれる新たなエネルギーを発現させた。多様な種族と多様な力が入り乱れ、多くの人々が特有の能力『スキル』を持つ変わった世界で、『八雲伊織』は思う。
「俺も…世界で活躍する探索者みたいになりたい」
魔物討伐や迷宮探索、大災害によって齎された力で行われる犯罪を取り締まる探索者であった彼の父は、その活動で若くして命を落としている。しかし、そんな父や世界中で活躍する彼らに憧れた伊織は、幼少から探索者の道を志していた。
中学卒業後、ひとり探索者の道に進んだ伊織。彼を待つのは、険しいいばらの道だった。
父のような卓越した武術の才があるわけでもなく、魔法の才覚もなく、挙句の果てには魔力が回復しないという稀に見る異常事態。
ただあるのは、魔力不足で発動できない詳細不明の謎スキルのみ。
実力不足を理由に所属していたパーティーから離脱し、孤独の道を選んだ伊織は、続く災難と不甲斐なさに打ちひしがれ、自分の原点を見失いかけていた。
そんなとき、伊織は偶然にも大きな事故に巻き込まれてしまう。己の実力と信念に向き合わなければならない瞬間に立ち会った彼が思い、選んだ道とは―
挫折を乗り越える主人公が仲間と共に夢を追う、努力チート型成り上がり小説!
──おしらせ───
25/03/09 タイトルを一部変更しました。