あらすじ
ジャッキー美央、二十ン歳。四捨五入すると、はや「三十歳」という美央にとって、結婚は人生最大の関心ごとであった。
♀だらけの職場―有限会社おてんば企画という編集プロダクションである―では、♂との出会いがない。しかも深夜残業なんて当たり前。会社の別事業として始めた「おてんばプロレス」では、♀同士の闘いを強いられているだけだし、結婚に関しては夢も希望もない状況に追い込まれていた。
男、男、男。男日照りにあえぎながら、美央は化粧っ気のない顔つきで、今日もデザイン編集専用のパソコンと格闘を続けるのであった。