あらすじ

「神々」や「英雄」、「魔術」が実在した世界。 二十世紀では魔術は科学に隠れ、魔術師の家系だけが知るものとなっていた。 神話が過去となった現代。そんな世界を見て、神々は思った。 『――――天界より下界の方が面白くないか?』と。 日々戦に明け暮れ、平和な国では笑みが溢れている。不便ながらも自力で生きる人類の姿は神々からはとても眩しく見えたのだ。 そこで神たちは下界に旅行に行こうとした。が、人類が大混乱することを予言したことでそれを踏み留める。どうしたものかと悩む神の中で一柱、とある考えを思いついた神がいた。 『下界の人類に受肉して戦うんだ。その参加者は肉体が死ぬまでの下界での旅行券を保有するっていうのはどうかな?』 その提案は満場一致で可決され複数いる高位神の中から順番で行うことに。制限日数までに一柱になっていなければ強制送還。複数の神の権能に地球が耐えられるのはおよそ三週間。この戦いは【現想大戦】と名付けられ、各々の信徒たちによる依代の準備や証拠隠滅の用意なども整った。 そして2025年、四回目となる【現想大戦】は東の島国、日本の福岡で行われることに。 主人公である「七草一輝」は十七歳の高校三年生。 魔術師でありながら【神殺し】を研究し、それのみを研鑽してきた七草家の現当主でもある。 彼は充実した日常を送っていたが、その世界は有り得ない変化に巻き込まれる。 海の女神「ポセイドン」に選ばれた少年を守ったことで「現想大戦」に参戦することになった。人間でありながら神を従える者として。現代最強の魔術師として。 一輝が求めるのは下界の平和。世界を平和にする、そのために彼は戦う。それが修羅の道で、叶わぬ定めだとしても。 最強の才能は異質で、異端。それが覚醒するのはまだ先のことだが、片鱗は既に起きている。 ――――これは、身勝手な神々に巻き込まれた〝英雄(ヒーロー)〟の物語。 ――――そして皆が〝明日〟を取り戻す【英雄譚(ものがたり)】。

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カクヨム
カクヨム2025/03/08
  • 現在の作品Saga=Hert Distiny.