あらすじ
「極楽浄土」それは転花の新たなる可能性? 光の差さない絶望の世界で、人々は人間を植物に変える「転花」という技術に希望を抱いていた。転花の手術を受けたトーシローは、完全な植物である「霊花」となるまでの残された2年間を懸命に生きようとする。そんなトーシローの前に、完全に「霊花」となっても動き回るアイヴィーが現れる。アイヴィーとの心の交流を経て、生きることの意味を見出したトーシローだったが、そのトーシローもまた、意図的に力を持たされた存在だった。その秘密を探るため、ヨミコはある寺を訪れるが…… 【編集担当からのおすすめ情報】 圧倒的な画力と秀逸な設定で表現されるのは、現代にも通底する「格差」と「貧困」の問題。舞台は100年後の未来ですが、今を生きる人にこそ読んでほしい物語です。絶望の世界であてもなく生きていくのか、植物となり残りの生に豊かさを見出すのか、人々に突きつけられる究極の選択に注目ください!