あらすじ
殺しの依頼を請け負った椎堂颯樹はその仕事をしくじり、致命傷を負ったまま、とある雑居ビルへと逃げ込んだ。屋上へと行き着いた彼は、そこで不思議な少女と出会う。無様に救出を懇願する彼の願いを悪魔の笑みで了承する少女。彼女はその手にナイフを取り出すと、死に逝くだけの彼の胸をそのナイフで貫いた。
絶命したはずの彼が再び意識を取り戻すと、信じがたいことにそこは颯樹のいた時代よりも遙か未来の世界だった。
果たして、自分が二度目の人生を歩む意味はあるのだろうか――。
アンデッドと化した青年が生きる目的を探す、近未来SF小説です。