あらすじ
魔法使いの名家に生まれたスペルは、魔力が少なく、初歩的な魔法すら碌に使えなかった落ちこぼれ。彼は十二歳で家を追放され、ひょんなことから宿屋の雑用係として働くことに。
それから数十年。働きながらも愚直に修業し続けたスペルは、人類が到達できない遥か高みへ到達していた。しかし、小さい頃に間違った常識を教え込まれたせいでその事実に気づいていなかった。
それは元家族も同じ。彼らはスペルが間違った常識を信じ、ずっと努力し続けるとは微塵も思っていなかった。その結果、大賢者と呼ばれるほどの強大な力を身に着けているとも。
しかしある日、養い親から一つの封筒を渡され、彼の運命が動き始める。
これは自分を落ちこぼれだと思っているおっさんが、無自覚に無双したり、女の子たちに懐かれたりする物語。