あらすじ

藤田ハツネさんって覚えているか? 高校の同級生の』 「藤田、ハツネ……?」 父親からの電話を受けると突然、そんなことを言われた。 僕が高校生だったのは十二年前の話だ。 同級生全員の顔と名前が一致するわけでも覚えているわけでもないが、藤田ハツネという名前には覚えがあった。 高校三年生のときに同じクラスだった女子の名前だ。 「ああ、思い出した、覚えてるよ」 『美人だからなー』 「は?」 『んんっ! いやすまん。なんだ、トワ、お前、藤田くんと見合いをしてみないか?』 「え?」 これが、藤田ハツネと十二年ぶりの再会となることになった、父親との通話だった。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/01/13
  • 現在の作品愛はいらないから、私と結婚して