あらすじ
御園財閥の娘 松下菫は、同じ大学に通う1歳年下の苦学生 山下琢馬を好きになった。
菫は、奨学金を貰いバイトも掛け持ちしている琢馬を助けてあげたくて、匿名で彼の学費を援助してやったり、琢馬が大学卒業後は、父親の会社の子会社に就職をさせてやったりしていた。また菫が契約しているタワーマンションで、2人は同棲生活をおくってもいた。
そんなある日
琢馬が、会社での昇進が決まった事を祝うため、彼自身が高級フランス料理店を予約し、そこに菫を招待した。
菫は喜んで、当日ビンテージワインを持って予約していたフレンチレストランへ
店の人に案内された菫が個室の入り口に差し掛かると、中から琢馬達の会話が聞こえて来て……
『あんな女とよく5年も続いてるな』
『そんな事言うなよ。菫はホントよく出来た女なんだ。』
『確かにな。あんなタワマンに家賃タダで住まわせて貰ってんだろ?お前』
『ま、な。菫は俺にベタ惚れだから』
『だからってお前。元カノの優姫呼んだらマズくね?』
『そんな事で菫は怒んねぇよ』
『俺の心の中にはずっと 優姫だけがいるなんて、アイツ(菫)は知らないんだからな』