あらすじ

遥か昔,平安の世は混乱に陥っていた。 鬼の頭領,酒呑童子の台頭により鬼達の動きが大きく或った為である。 幾度も鬼達の殲滅の為に有力な武士団が立ち向ったが結果は惨敗続きだった。 敗因は明確で或り,酒呑童子含め鬼軍の上層は人間と比べて遥かに強靭で或った事だ。 頭領で或る酒呑童子は当然として,其の右腕として歴史に残る茨木童子や,伝説の左腕山吹童子の存在が大く或ったと云う。 特に,山吹童子は人間で或ったと云う説や,女で或ったと云う説も或ると云う。 若し、其の様な説が事実で或れば相当な実力者で或った事に成るが、本人が生きて居ない限り其れを実証する手段も無い。 さて、前座は此れ位にして本題に行こう。 此れは、永遠の命を生きる半人半鬼の一生の断片で或る。 此れ於て開幕、閉幕の刻迄宜しくお頼み申す。

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小説を読もう2025/01/09
  • 現在の作品山吹童子伝