あらすじ

貴方は、この世の全てを知りたいだろうか? 少しでもそう思うなら、貴方は知ることの不幸を知らないのだろう。 貴方が幸せなのは、「知らない」から。 人間という生物は、貴方が思うよりはるかに醜いのだ。 ――――――――――――――――――――― この話を読み終わった人間は、こう思うはずだ。 これは小説と言えるのだろうか、と。 たしかに、言いたいことは分からないでもない。 あの文章が物語に成るには、少し想像力が必要なのだ。 では、読み終わった人間のために、こんな質問をしてみようと思う。 少しでいいので、考えてみてほしい。 ……そんなつまらない顔をするな。 小説が面白くなるのは、ここからだから。 「この小説の舞台が、地球ではなく、地球に限りなく酷似した別の惑星だとして、その星に貴方は移住したいですか?」 さあ、考えろ。 それが、人間という動物に与えられた権利なのだから。 ……え、私? もちろん、喜んで移住しますね。

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小説を読もう2025/01/07
  • 現在の作品「知らない」という幸せ