あらすじ
注意:性描写ありのエピソードは非公開となっております(途中話数飛びあり)
*第26回ルビー小説大賞応募用あらすじは3月末までに掲載します。
【あらすじ】
貧しい漁村のみなしごの坊(ぼう)は、名もなく、村に祀られる海の神様・渡津海(わたつみ・二千歳くらい・30代の見た目)の祠の下で一人、祠を清めつつ暮らしていたが、彼が泣くたびに海が荒れて漁に出られなくなるため、村人たちからは忌み嫌われ、折檻されていた。
坊はそんな日々を苦に、4歳の月夜に入水自殺を試みるも、寸でのところで人の姿の渡津海に助けられ、「死ぬくらいなら儂と同じ神ならぬか?」と提案される。坊はそれを受入れ、海璃(かいり)と名付けられて渡津海の住まい・竜宮で暮らし始めるが、そこでも泣いて海が荒れる現象は収まらず、それにより海璃は折檻のトラウマが甦って苦しむ。それは、海璃に人魚の血が流れているためだった。
見兼ねた渡津海は、海璃に対して不器用ながらに愛情を注いで育てていく決意をし、ゆっくりと関係を気付いていくのだが、海璃が海で暮らし続けるには“まぐわい”をせねばならず――――
不器用な海の神様と名もなきみなしごが愛を育む和風ファンタジー