あらすじ
運命を決めるのは自分か、それとも――たった一つのサイコロなのか?
高校生・斉藤カズマは、特に目立つわけでもなく、日々を平凡に過ごしていた。ただ、彼には一つの奇妙な癖があった。それは、どんな些細な選択でも手元のサイコロを振って決めること。そしてそのサイコロは、彼の人生に何の変化ももたらさない、ただの「癖」のはずだった。
だがある日、彼の世界は一変する。転校生・九条レン――銀髪の少女が彼の前に現れた瞬間、カズマの日常は崩れ去る。彼女が指摘したのは、カズマが無意識に使い続けていたサイコロの「異常」だった。それは呪力を引き寄せ、世界の運命そのものを揺るがす力を秘めた特級呪具。
さらに、呪詛に囚われた英霊ランスロットの暴走が街を襲い、カズマはその戦いに否応なく巻き込まれる。彼が投げたサイコロの目が示すのは――撃退か、それともさらなる混沌か。
ツンデレ気質の呪術師・九条レンと、飄々とした英霊・太公望の助けを借りながら、カズマは自分の力の正体を知るために戦いの渦中へと足を踏み入れる。何も知らず、何も望んでいなかった少年が、運命を翻弄する「賽」によって導かれる先とは――。
平凡な日常が、呪術と呪詛、英霊と戦いの舞台へと一変する。運命に抗う少年の物語が、いま幕を開ける。「賽は巡る 呪われた運命の軌跡」、ここに開演!