あらすじ
大洋、盟友永福の原作を得て挑む時代劇。
江戸はかたぎ長屋に住み着いた、とぼけた浪人、瀬能宗一郎。長屋の勘吉をお供に、江戸の町が珍しいらしくあちらこちらに気の向くままに出没し、師範代、幽霊、辻斬りと、対決しては討ち破る。しかし、その腰にあるのは竹光。宗一郎のおおらかさが善良な仲間を呼び寄せ、宗一郎の内なる魔は、邪悪な物を呼び寄せる。この巻では宗一郎の出自を知る立石領の家老、大村崎が、邪悪の体現者、木久地真之介を差し向け宗一郎の日常を削り出す。謎をはらんで江戸の日常は続くのだ。
【編集担当からのおすすめ情報】
松本大洋が盟友、永福一成の原作を得て、初めて描いた時代劇。時代劇ながら先端を走る表現力は全開で、江戸の町がいきいき且つ斬新に描かれる。もちろん、キャラクター達も、アクションも魅力的。大洋漫画のある到達点を示す作品。この巻では宿敵、木久地真之介と宗一郎が初めて、刃を交わす。
第二十一話 枝を鳴らす
第二十二話 ともだち
第二十三話 暑い一日
第二十四話 泰平の世に武士
第二十五話 鬼が出た
第二十六話 恒五郎の死にまつわる諸々
第二十七話 雨
第二十八話 鬼が二匹
第二十九話 大山鳴動して鼠がちゅう
第三十話 木久地捕縛、その後・・・
第三十一話 立石
第三十二話 大村崎十三の長い話 其の壱
第三十三話 大村崎十三の長い話 其の弐
第三十四話 大村崎十三の長い話 其の参
第三十五話 秋の日は釣瓶落とし
第三十六話 森佐々太郎 江戸へ
第三十七話 籠ノ中ノ鳥ハ
第三十八話 御家ノ事情云々
第三十九話 若者達
第四十話 ビイドロ鉄蔵