あらすじ
神は気まぐれで人々の願いを叶える。
そこに善悪は関係なく、願いを叶えられた者は対価を支払わなければならない。
もし、そのルールを破って仕舞えば、必ず罰が降りかかるであろう。
【神来社輝夜は浮いている】
御手洗潔が合格祈願で訪れた神社で出会った巫女——神来社輝夜。
願いは叶い、無事高校に入学した御手洗は二年の春、神来社と再会するのだが、彼女は浮いていた。
二重の意味で、浮いていたのだ。
【雨包詩音は曇らない】
雨包詩音は晴女だ。
どんなに雨が降っていても、彼女の周囲はいつも晴れている。
雨包が出かけたある日、突如として村を襲った記録的な大豪雨。
止まない雨が一週間続き、異変が現れた。村の中のあらゆる時間が停止したのだ。