あらすじ
---人間と魔族---
両種族は互いに相容れぬ相反する存在だ。東のトライリア大陸に住まう人間族と西の大陸ルフリムに住む魔族。争いの歴史は長く、その歴史は血に染められ、怨嗟、怒号、悲鳴、嘆き、哀傷、苦難、見るに堪えない無惨な物である。これは激動の時代の中を生き抜いた元公爵令嬢が、魔王の娘に性癖を歪められ母性が目覚める物語である。
お母様ゆずりの金色に輝く艶のある長い金髪、顔のバランスは理想の黄金比と呼ばれる程に整っており、まさに眉目秀麗。麗しの元公爵令嬢、その名はレーゼリア・システィーナ。馬車で移動の途中、不幸にも盗賊に襲われてしまい奴隷へと堕ちてしまった彼女だが、レーゼリアの意志を置いてけぼりにするかのように、気付けば魔王領へと辿り着いてしまったのだ。
しかし、そこでレーゼリアの人生は180°ガラッと変わるのである。