あらすじ

とある高校に通う杉原祥磨。おっとりとした性格で、語尾を伸ばす癖がある男子。祥磨自身、自分がゲイであることを認識済みだが、小学生時代、母親にそのことを伝えた際、「男の子のことが好きだって、ママの前では言わないで」と言われてしまう。その日以来、祥磨は母親に対して自分の恋愛対象について告げたことがなかった。そして高校生になった今も、灰谷と付き合っていることも伝えていない。その母親は、旦那に捨てられたという気持ちを持っていて、当時小学3年生の祥磨に家事全般と妹、璃椛の世話を任せ、自分は朝から晩まで働くという生活を始めてしまう。そんな母親と祥磨は、互いに会話をするキッカケを完全に見失い、今や会話もほとんどせずに生活している。  そんな祥磨が高校で出会ったのが、灰谷道人という男性の保健教諭。運動が苦手な祥磨は、保健委員を選んだ。保健委員としての最初の仕事は、5月に開かれた体育祭。祥磨は競技に出場しない代わりに、誰よりも懸命に委員の仕事を全う。しかし、小柄で体力のない祥磨は、体育祭の閉会式終わり、その場に倒れてしまう。目を覚ました先にいたのは、ジャージー姿の灰谷。最初はただ単に、体調について尋ねたりする灰谷だったが、唐突に、祥磨へこう尋ねる。「男は好きか?」と。その問いに対して、男が好きだと素直に答えた祥磨。それを聞いた灰谷は、戸惑う祥磨を前に、「俺の、仮の結婚相手になってくれないか」と告げるのだった。

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カクヨム
カクヨム2025/02/10
  • 現在の作品男子高生の僕は、キザな保健教諭から結婚相手(仮)になるよう求められました