あらすじ
会社の寮が火事になり、新しい部屋を探すためある不動産屋に行った俺、千田将司。その不動産屋に貼られていた張り紙の一つに、俺は目を止めた。
「生きている人限定」と初めに書かれた紙。そこには“詩際団地”と言う団地の名前があった。紹介と3LDKの間取り、そして家賃月二万円と敷金礼金不要の文字に、俺はすぐさま契約して入居することを決める。
そうして、詩際団地の第4号棟のマンションに引越し、家具家電付きの広い部屋での新生活が始まった。
しかし、古そうな軍服を着た男、虫を食べる男、夜が好きなマントの男………4号棟に住む人たちは皆、人ではないような気がした。
そして別名“死際団地”と呼ばれているこの団地は………普通の団地ではないらしい。
※単話は「〇」と表記します。