あらすじ
金管楽器の管の一本一本までが金色に輝いていた瑞城(ずいじょう)女子高校マーチングバンド「フライングバーズ」…トロンボーン担当の大林千鶴が好きだったその輝きは、突然、失われた。それを失わせた若林りゆ先輩を、千鶴は許していない。
しかし、何かと千鶴を頼りにしてくるりゆ先輩とともに、千鶴は次の部長選びに巻き込まれ、そのりゆ先輩への思いも徐々に変化して行く。
高校マーチングブラスバンドの少女たちの物語。
※ この物語はフィクションであり、実在の事件・人物などには関係ありません。
【主な登場人物】
大林 千鶴(おおばやし・ちづる) … マーチングブラスバンド「瑞城フライングバーズ」(瑞城女子高校マーチングバンド部)のトロンボーン次席(第二奏者)。2年生。中学校は瑞城女子中学校ではない。中学校時代はオーケストラでトロンボーンを吹いていた。
若林 りゆ(わかばやし・りゆ) … 瑞城フライングバーズのトロンボーン首席(第一奏者、パートリーダー)。3年生。瑞城女子中学校から進学。名は「理由」と書くが、この書きかたを嫌っていて、2年生のころは「由理」と名のっていた。演奏技術は低い。
郡頭 まち子(こうず・まちこ) … 瑞城フライングバーズのカラーガード。2年生。副ジュニアリーダー(2年生以下のまとめ役の補佐)を務める。聖ジャネット学院中学校から進学、中学校ではカラーガードを担当していた。次期部長候補。「グンズ」と呼ばれる。