あらすじ

これは、僕、エドワルドからの話しである。
五歳の時、僕と妹は、父の兄である叔父に助けられたんだ。
僕達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、遠い親類が保護者気取りでやってきて、本邸の屋敷から敷地の片隅にある今まであまり使われていなかった別邸の屋敷に追いやられてしまったんだ。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに僕達を庇ってくれていたのだ。
三年の歳月が過ぎ、僕達を本当に守ってくれる存在は一人だけとなった。その彼女も、とある条件でか一日中ずっと僕達に付き添う事はできなかった。やがてどういうわけか領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、僕と妹、そして唯一の侍女である女性のみとなり、死の危険性があると心配した女性は食糧を探しながら叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された僕達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
僕はそこで前世の記憶を思い出した。それまでは夢のような幻で見ていたものがはっきりと前世の記憶であると認識した。二つの記憶が混ざり合う中、出会った叔父の家の子供である二人少年。
僕の前世、大人であり、社会人であった頃、当時の姉に渡されたゲームの登場人物が…この二人だと。
しかも、僕の最推しと準推しだ。人気投票一位とかではなかったけれど…。
そして、僕は残念な『悪役令息』という役割で、妹も…
モブではあったが、そんな役割は回避すべく、僕は頑張ろうと決意したんだ。
そして、自分に関わってくれる家族も、最推しも準推しも含めて幸せにするって…。

これは僕サイドから見た奮闘記である。

※ 『兄様達の愛が止まりません!』エドワルドサイドの話です。
一部重複しているところもありますが、ストーリー上必要なものなので、御了承ください。

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