あらすじ
悪代官と越後屋。江戸より伝わりし悪しきビジネスパートナー。
高校生の越後信之助と大河原重吾の二人もそれに近い間柄だった。頭担当の越後、力担当の大河原は互いを利用して上手く立ち回っていた。
しかし二人の関係にヒビが入る。突如、越後が心を入れ替えると残して文芸部に入部してしまったのだ。思うように筆が進まず、悩む越後の元へと大河原は急ぎ、足を運ぶ。
何やらきな臭い話を傍らに。
一章、密室の桃太郎。
桃太郎を拾ったと話す、大河原。誰の物かと三つ巴の戦が始まる。
二章、狼少女の流出。
かつての武勇伝を語った、越後。黙り清聴していた大河原だったが。
三章、亀の意趣返し。
何故か浦島太郎を嫌う、大河原。童話を憎む、その悲しき理由とは。
四章、そして推理小説になった。
縁の品だと、予言の書を託される一同。的中率百%を誇る書の秘密に迫る。そして越後はようやく。