あらすじ

バイオリニストの父と、作曲家の母に愛され、プラハで平和に暮らしていたセルビア人少年、コヴァーチ。 弟一家を助けたいと言い出した父について、コソボ紛争が停戦中の祖国セルビアへ向かうが、無情にも停戦の約束は破られた。 美しい父は誘拐され、母・姉・兄は残虐に殺され、叔父一家はNATO軍の爆撃で全滅…… 紛争中保護してくれたロシア兵のイゴールから「生き残る術」を学び、9歳から少年兵として戦働きの世界に飛び込み、父から受け継いだ美しい容姿と、母から受け継いだ優れた頭脳で戦場を生き抜く。 第一章では、主人公コヴァーチが戦災孤児となる過程、コヴァーチの父・ドラガンと、敵軍首魁の娘・ヌールの悲恋がメインテーマ。 コソボ紛争当時を経験した周辺諸国の友人からの聞き取り、32年の経験を持つ元プロによる軍事考証を加え、書き上げました。 第二章以降は、成人したコヴァーチが、非情な世界でどの様に生きるか、出会う者達との関わりがメインテーマ。 母に似た容貌をした元海上自衛隊1尉・海知との出会い、結婚と二人の子の誕生。 父ドラガンを誘拐したものの保護していた元コソボ解放軍兵士・ラシャドとの和解。 軍人としての師でスペツナズの元少尉・恩人イゴールとの雇用契約。 武人としての師でFSB諜報員・アベルチェフとの確執。 プラハで幼少期を共に過ごした親友で警察官・ズデニェクとの再会。 イゴールの下で共に戦うエミーリオ、ロドリゴ、タケら戦友。 全く性格や価値観、国籍の違う周囲の者達が、コヴァーチの人生に影響を与えていく。 ※本作は、特定の国や宗教の政治的主張を目的とした作品ではありません※ ※また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません※ 作品イメージソング 全体:Дорогой длинною(ロシア民謡) 第一章:コソボ紛争編 …… Суза Косова 第二章:プラハ編 …… 再出發(任賢齊) 第三章:ローマ編 …… E lucevan le stelle(Giacomo Antonio Domenico Michele Secondo Maria Puccini) 第四章:日本・台湾編 …… 見上げれば、花びら(姫神) 第五章:パンデミック編 …… Szomorú vasárna(Jávor László) 第六章:北アメリカ編 …… Половецкие пляски(Алекса́ндр Порфи́рьевич Бороди́н) 第七章:回顧編 …… Тамо далеко(セルビア民謡)

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カクヨム2021/09/05
  • 現在の作品冰の瞳 -Леденеочи-