あらすじ
「よーし! 王国軍を叩き潰すぞ!! 大丈夫やれる魔族なら出来る!! 正義は! 我らに! あり!!」
広間に集まった魔族を前に高らかに宣言すれば、魔族の皆は空気を震わせるほど大きく応えた。
私の後ろで玉座に座った魔王様は「あの、皆、無理はしない様に……!」とか言っていたが、側近のアーモンさんに「魔王様! しッ!」と黙るように指示されていた。いいぞアーモンさん。
やっとここまできた。ようやくだ。ようやくあのクソゴミ共に復讐出来る。
簡単に言ってしまえば、私はお話の中ではよくある異世界召喚とやらに、関係ないのに巻き込まれて、関係ないから捨てられた。
そして今、復讐の幕があがる――……!