あらすじ

バー「Night Owl」で働く駆は、幼馴染でバンドマンの陽翔に長年秘めた恋心を抱いていた。しかし、男性同士という現実がその気持ちを押し殺し続けさせた。そんなある夜、ライブを終えた陽翔が泥酔し、駆の店に転がり込んでくる。介抱するうちに抑えきれない衝動に駆られた駆は、そっと彼に唇を重ねてしまう。しかし、その瞬間、陽翔が目を覚ましてしまった。驚いた駆は謝罪し、なかったことにしようとするが、陽翔は無言のまま部屋を後にする。それ以来、陽翔は駆を避けるようになった。  そんな中、ある日突然、陽翔がバーを訪れ、「あの時、お前が俺にしたこと……本気だったのか?」と問い詰める。駆は「忘れてくれ」と突き放すが、陽翔は「俺は忘れたくない」と真剣な眼差しを向けた。実は、陽翔もまた駆を特別に思っていた。しかし、それが友情なのか恋なのか分からず、長年目を背けていたのだった。  そんな折、陽翔のバンドがメジャーデビューのチャンスを掴む。しかし、事務所からは「スキャンダルは絶対NG。恋愛も控えろ」と厳しく釘を刺される。陽翔は悩む。駆への想いに気づいたばかりなのに、それを口にすることすら許されない環境になろうとしていた。  デビュー直前の夜、駆は陽翔に「お前の夢を壊したくない。だから、俺のことは気にするな」と涙ながらに告げる。しかし、陽翔の心は――。

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カクヨム
カクヨム2025/01/31
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