あらすじ
とある男が、一人の貴婦人に告げた。
「君とは婚約破棄させてもらうよ。ルクレチィア」
男は傍らに美女を侍らせて、先に告げた『婚約破棄』をまったく後悔していない様子。
だが、この時の彼は知らなかった。
その代償が高くつくということを。
それも、自分が書き送った『愛の詩』が原因になるだなんて……。
以下、登場人物の紹介になります。
ルクレチィア
主人公。ラファエロに婚約破棄された子爵家の令嬢。15歳。
ラファエロ
ルクレツィアからピシストラーテの娘フィロメーナに乗り換えた子爵家のクズ男。16歳。
フィロメーナ
パドアの僭主ピシストラーテ公爵の娘。ルクレチィアからラファエロを奪って調子にのる悪女。16歳。
ピシストラーテ
パドアの僭主でフィロメーナの父。公爵位を有している。猜疑心に囚われがちで、市民を恐怖で支配している。
侍女
ピシストラーテとフィロメーナに強い恨みを抱き、ルクレチィアの「ある計画」に協力している。
傭兵
本名はミケーレ。とあることからルクレチィアと知り合いになり……。