あらすじ
未来の世界、人類は他の惑星に進出し、開拓を行っていた。だが、ある日開拓惑星ミ
ューズ26から連絡が途絶えた。惑星で一体何が起きたのか? しかもその原因を探る調査隊の隊員が突然原因不明の交通事故に巻き込まれ、調査隊の計画も遅れてしまう。急遽隊員に選ばれた、外科医「黒川」の冒険の記録である。
未来の病院のロボットによる看護、ナノロボットトによる手術、外科医もデスクワー
ク中心になっていく。黒川は他の隊員を探る過程で、未来の演劇や未来のアートの世
界にロボットなどのデジタル技術が深く入りこんでいる事実を知る。そしていよいよ
出発、だがミューズ26は巨大生物が現れたということでパニックになっていた。し
かも提督や軍の警備部隊も行方不明だった。そして調べるうちに、巨大生物だけでなく、あらゆる生物が大移動を始めたことがわかって来た。もともとこの惑星に住む蟻型昆虫人類の庵テラスがすべての謎を知っているようだ。黒川たちは庵テラスの王国へと向かうことになる。移動中に次々と現れる惑星みゅーず26の不思議な生き物たち、第3の月の接近と大洪水の予言、持続可能なシステムを持つアンテラスの街、高度な医学技術を狙って人間たちが暗躍を始める。
人間の最強部隊と兵アリの戦いの勝者は? そして第3の月が昇り大津波が町に押し寄せた夜、避難用の巨大なハニカムタンクの屋上で、大津波に押し流されそうになる黒川。ロボットと人間の友情が光を呼ぶ。