あらすじ
【簡単なあらすじ】
もしも、授業中にテロリスト集団が襲撃してきたら。
そんな妄想を繰り広げた学生時代を送ってきた奴等がいるなら、美味しい酒が飲めそうだ。
とにかく、今作は――そんな妄想を大人になっても夢見ている人が書いた物語です。
【詳しいあらすじ】
神城黒影は中二病である。
設定は、闇の世界を生きる住人で、金さえもらえばどんな人間でも殺す非道な悪党。
だからこそ、彼は毎日トレーニングを怠らなかった。いつ、どんなときでも。
「――来たる日が訪れるその日まで」
それに理由なら他にもある。
隣の席の女の子――天宮白雪の影響もある。
クラスで人気者の彼女に儚い恋心を抱く彼は、「意外と黒影くんって筋肉質だよね。触ってもいい?」という展開になることを期待して、ペタペタと彼女の手に触れられたいという願望があったからだ。(9割型、黒影の狙いはこちらです)
さて、問題です。
謎のテロリスト集団が学校を占拠したとき。
授業中にトイレへ行った生徒が一人だけいたとして。
その生徒が好きな女の子にモテたい一心でトレーニングを続けた中二病男だった場合――。
おまけに日頃から「奴等との闘いはここでは避けたいのだが」とか「俺に関わると、お前まで不幸になるぞ」などと、中二病発言を繰り返していたことで……。
「実は黒影くんって、本当に戦っていたんじゃないの?」
「黒影くんは、みんなを守っていたんだ!」
「黒影くんなら、みんなを救ってくれるはず!」
という謎の信頼を寄せられているとしたら。
もう戦うしかないよね? 自分が愛し続ける平凡な日常を取り戻すために。