あらすじ

誰もが魔法を使える竜人族の村に生まれたのに、ジュキエーレは7歳になっても魔法が使えない。 ジュキはある日、魔法を使えるようになる魔道具があるんじゃないかと考え、魔道具屋を訪れる。 しかし店主のおばあさんはジュキに、魔法を使えないと魔道具さえ起動できないという厳しい現実を突き付ける。 落胆するジュキに、二枚の羽が生えた不思議な羽根ペンを渡してくれた。 この羽根ペンで描いたものは、現実になるのだという。 羽根ペンの力でいじめっ子たちの鼻を明かすジュキだったが、本当に欲しいものは、魔法を使える理想の自分だと気が付いて、むなしくなる。 未来の自分をありありと想像し始めたとき、羽根ペンは輝き出し、羽をはばたかせて飛んで行ってしまった。 どこを探しても羽根ペンが見つからず、風魔法が使えたら空を飛んで追いかけられたのに、と落胆するジュキ。 翌日、ジュキは魔道具屋のおばあさんに、羽根ペンが飛んで行ってしまったことを打ち明けた。 するとおばあさんは、魔法の羽根ペンは、ジュキが想像力を手に入れたから役目を終えて帰っていったのだと教えてくれた。 おばあさんが言うには、誰もが心に魔法の羽を持っていて、理想の未来を自由に思い描くことができるのだそう。 本当の魔法は自分の心の中にあると気づいたジュキエーレは、自分の力で未来を切り開くことを決意する。

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カクヨム
カクヨム2025/01/29
  • 現在の作品魔法の羽根ペンと想像力の翼