あらすじ
ヴェーラはギレンシュテット王国の側妃。しかし、もとはといえば王国が侵略した部族から人質として差し出された身の上だった。
華やかな王宮での孤独な日々。ヴェーラはやさしい第3王子アーヴィドと出会う。あたたかく天真爛漫な笑顔に心惹かれながらも、ヴェーラは老王の側妃としてアーヴィドの義理の母ともいえる立場であり、その恋は決して報われないと諦める。
だが、ある日、アーヴィドは無実の罪を着せられてしまう。追っ手に重傷を負わされた姿のアーヴィドを発見したヴェーラは、危険を承知で密かに匿うことを決意する。